■モノクローム・ロマンス文庫

英語圏のM/Mロマンス小説を翻訳出版している新書館のレーベル。
ミステリ、サスペンス、人狼もの、ヒストリカルなど様々なジャンルの男たちの物語を紹介中!

■M/Mとは

M/M(male/male)ロマンスとは、アメリカ・イギリスを中心とした欧米で2000年代に入ってから拡大してきたゲイロマンスの潮流のひとつ。
それまでのゲイ小説と違う点は、女性の書き手が多いということ(男性もいます)、またネットなどでの二次創作→オリジナルという流れをたどってきた作家も多かったことで、その点で日本のBL文化と深い共通点があります。
「女性が(主に)女性のために書く」エロティックロマンス。ニッチな市場だったジャンルが08年ごろから大きな市場に成長し、今ではペンギンなどのメジャー出版社も参入するような規模にもなりました。

現実のLGBT問題に寄り添ったスタンスをとる作者が多く、エンターテイメントである一方で社会問題を取り入れたり、ゲイ差別問題やAIDSなどについて真っ向から取り組んだ作品も見られます。
最近ではM/Mという男性同士のロマンスに限る呼び方ではなく「クイアーロマンス」というLGBT全体を包括した呼び方を選ぶ作家もいるなど、今なお動きのあるジャンルで、M/M全般より若い青少年世代を対象にしたYA(ヤングアダルト)ものやNA(ニューアダルト。YAより少しし世代が上でエロがあることも)などのカテゴリも拡大中です。

日本の萌えと予想以上の共通点もあれば、「そうくるか!」と驚かされることもある、海外育ちの萌えが詰まったジャンルです。